特殊橋梁の新設設計

特殊橋梁(斜張橋・吊橋・アーチ橋・トラス橋)の設計には、高度な解析技術と設計技術が必要になります。大規模地震・大型台風などの外的要因に対して安全性を保つためには、さまざまな構造形式に合わせ、最適な設計を行うことが重要です。

鋼橋上部工

さまざまな構造形式が持つ課題に対して、高度な技術で対応します。
構造解析・耐震設計・断面計算までを一元管理し、効率的な設計を実現します。

斜張橋

ケーブルの張り方や塔の形状に選択肢が多く、設計自由度の高い橋梁形式。ケーブルストレスの決定、風洞試験用の固有周期・等価質量の算出、主塔基部の浮上りに配慮した設計に対応します。架設検討ではバランシング架設に対応するため有限変位理論に基づいた解体計算を行います。

吊橋

長大支間の橋梁に最適な橋梁形式。柔な構造であるがゆえに大きな変形を考慮できる有限変位理論に基づいた構造解析が必要になります。長大吊橋から人道吊橋までの解析・設計を次世代に伝えながら、魅力ある長大橋梁の設計を行います。


アーチ橋

軸圧縮力が卓越するアーチ構造では、座屈現象に配慮した解析を行い、構造物の安全性を確保します。線形化有限変位理論に基づいた動的・弾塑性・FEM解析などを使用し、安全かつ経済的な設計を行います。